その2後編|地域を記録するオンライン対談「本をつくる=地域を記録する」

「いま、つながる、を考える」ためのWeb限定コンテンツ第二弾後編。

前回に引き続き、高知県高知市と石川県加賀市。それぞれ別の土地、別の方法で「地域を記録する」ことを試み続けているお二人によるオンライン対談をお届けします。

[※前編はこちらのリンクからお読みいただけます。]

今回の登場人物

明貫 紘子さん

キュレーター/メディアアート・アーカイブ研究者
木村 悟之とのユニット「映像ワークショップ」として、石川県加賀市を拠点にメディアアートの研究やキュレーション、地域アーカイブなどの活動をしている。

タケムラ ナオヤさん

タケムラデザインアンドプランニング代表
高知県高知市を拠点に、「デザイナー」という職域にとらわれない活動で地域に関わり続けている。

▼事務局

前回の明貫さんの加賀での活動のお話を踏まえつつ、今回はタケムラさんのお話を聞きたいと思います。
それではタケムラさんよろしくお願いします。

▼タケムラさん

では、自己紹介からやりますね。

京都の美大を出たのですが、元々は環境デザインのことを勉強していました。
その流れで大阪で就職してランドスケープの設計や地域計画などの仕事をするようになり、高知に戻ってきてからもしばらくは土木コンサルティングの会社で勤めた後、デザイン事務所の勤務を経てデザイナーとして独立しました。

普段の仕事から紹介しますね。
基本的にはグラフィックデザイン事務所なので、こういうイベントのグラフィックなんかを作ることは多いです。
こういうものづくりイベントとか、現代美術ギャラリーの展覧会とか、コンテンポラリーダンスのフライヤーとかですね。

こちらは高知県立美術館の広報物ですね。

こちらは県立美術館や歴史民俗資料館の展覧会図録ですね。

これは、病院のポスターです。

こちらは住宅のチラシです。
オーナーさんや購入を検討している方向けの広報誌も担当しています。

これは東京のユーロスペースが作った「ユーロライブ」という落語やお笑いをやるスペースの広報デザインをやらせてもらっているものです。

これらは高知のもので、ふるさと納税のカタログを作ったり、社会福祉協議会の広報誌を作ったり、料亭のパンフレットを作ったり。

こういう商品パッケージもあります。
仁淀川町というところで作っているお茶と、こんにゃく。
それから右のはうどん屋さんが作っているだし醤油です。

これは、その仁淀川の茶農家さんが作ったお茶のジャムです。

こちらは茶葉を佃煮にして、それをごはんにのっけて食べる生茶漬けのパッケージ。

この茶農家さんは起業以来10年以上デザインをお手伝いしているのですが、
3年前にはお茶のカフェも仁淀川町と高知市内に作りまして、
その店舗回りのビジュアル…ロゴやメニューなども作らせてもらいました。

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